今日午後2時半、福岡高裁において、3年前の佐賀地裁における、諫早湾干拓開門判決に対する高裁判決が出されました。
結果は「開門」。
佐賀地裁の判決内容をおおむね踏襲し、3年間の準備期間ののち5年間にわたる開門調査を命じました。
農水省は、おそらく事前の予想としては、佐賀地裁とは異なる内容の判決が出るのではないか(すなわち開門を命じることはない)見ていたのではないかと思います。しかし結果は、はっきりとした開門判決。
私としても、今日、仙谷官房長官、古川官房副長官と会った際に、開門の政治決断を強く求めました。
4月28日に農水省の検討委員会が出した「開門調査が適当」という報告書をベースに、今回の判決をさらに弾みとして受けて、開門に向けた最終的な運動を展開していきます。