最近、大平正芳元総理のことを、同僚議員たちと勉強し直しています。保守本流であり、リベラルと言っていい精神を持ったバランスのとれた政治家。それが私の彼に対する印象です。旧大蔵省の大先輩でもありますし。
大平語録の中で、多々感銘を受けることがあります。
今日勉強した中で、心に強く残ったのが「暫定的解決を無限に続けていくのが歴史だと思う。」
「歴史」という言葉を「政治」と置き換えてみると、彼がどのような苦しい思いで、日々の政治に当たっていたかがよくわかります。
時代は異なるけれど、日々の政治決断が、どれも苦しいものであることの、政治家としての覚悟を持たなければならないことを学びます。