農林水産委員会で質疑に立ちました。取り上げたのはTPP。
日豪EPAの結果に照らすと、TPPにしても、農林水産委員会決議の趣旨を違えることになってしまうのではないかとの懸念が強い。その中で林農水大臣の答弁は「決議に沿っているか否かは農水委員会が判断すること」と、極めて当事者意識のない答弁の繰り返し。
さらに私がもうひとつ指摘したのは自動車の問題。農業面で米国から攻められている、という報道は毎日相次ぎますが、自動車の面で日本がこう攻めている、という報道は全く見ません。攻められっぱなしではないかと心配です。
特に、昨年春の日米合意の中でTPP交渉に参加した際、安倍政権は既に米国に対して、「自動車については最もゆるい形での関税撤廃でいい」と、約束してしまっています。今日の委員会での私の質問に対する西村内閣府副大臣答弁も大変心もとないものでした。
農業のみならず、自動車の面でもTPP交渉の行方をしっかり監視しなければなりません。