広島の土砂災害から今日で7日目。多くの命が失われ、多くの方々がいまだに行方不明。そしてさらに多くの方々が避難生活を余儀なくされています。
そんな中、28日に国会で本件についての審議が行われることになりました。
今回の災害は、私自身も地元での、例年にない大雨を経験したので特別の思いがあります。私自身も山間地を雨中車を走らせながら、いつ地滑りが私の頭上、もしくは足元で起こってもおかしくないという、恐れを現実に抱く瞬間がありました。
今回の国会審議で是非議論を進めてもらいたい点があります。ひとつには突然あれだけの大雨が降り出す異常な気象が発生するという現実を踏まえ、どうしたらあの災害を予測する、あるいは早めの避難行動を行うことができるのか、という点。
もうひとつには、あれだけの災害が起こった時に、どのようにすればもっと素早く被災された方々を救出できたか、という点。
もちろん、避難されている方々に対してどのようなケアを行っていくのか、という課題もあります。
事態はまだ動いています。したがって結論は出せるものではありません。しかし、いつ同じような災害が再び発生するかわかりません。議論の深まりを期待したいと思います。