オスプレイの佐賀空港配備問題について、今日小野寺防衛大臣が来佐しました。その主な趣旨は、8月末に来年度予算の要求取りまとめ期限が迫る中、オスプレイ配備に関連した予算要求を盛り込むことを佐賀県側の理解を得ることだったと思います。
ただ、私は、これまでの防衛省の説明を聞く限りにおいては、佐賀県の理解を全く得ていない状況下で予算要求を盛り込むことに、違和感をおぼえます。
自衛隊にオスプレイを17機配備するとした現在の中期防衛計画は平成30年度までをカバーするもの。その意味するところは30年度までにそれだけの数のオスプレイを配備し終えることを確約するものではありません。
その意味で時間が切羽詰まっているというわけではない中で、また県民の理解もほとんど進んでいない中での予算要求となると、かなりの拙速感があります。その違和感なのです。