熊本地震に対して、政府から熊本に派遣されている対策本部長が、松本副大臣から政務官に交代させられたのはほんの一週間ほど前。東京とのテレビ会議で、自分たちへの食料の差し入れをお願いした等の不適切な対応が問題視されていました。
ところがその政務官が、また一週間たらずで別の政務官に交代させられました。
一体どうなっているのでしょうか。東日本大震災への対応を経験した私たちとしては、現地責任者が二度にわたって一週間ほどでころころと変わるということは考えられません。
このような状況では被災地、被災者に寄り添うということは到底できないでしょう。しかもその交代の理由が明らかにされていないことも、何となく釈然としません。
「寄り添う」のであれば、徹底的に寄り添うべきです。