ゴールデンウィーク、お盆の時期、年末年始。
これらの時期は金融市場の大きな揺れ動きに注意が必要です。海外の市場は開いている一方、日本においては休みの続く頃で商いが薄く、ちょっとした加減で市場の値動きが極めて大きくなります。
日銀の金融政策の限界が露呈してきているではないか、米国の金融政策の次の一手が不透明ではないかといった見通しや、さらにはTPPを受けた米国での為替監視報告書が出されて日本の為替介入が難しくなるのではないかといった見方から、明日開く日本の市場も相当荒れる可能性があります。
私は、日銀の金融緩和は行き過ぎており、一時的には円安株高方向の成果を上げていたように見えても、実質的には日本経済のリスクを高めただけに終わっているのではないかと思います。
金融市場の動きを要注視です。