イギリスにおける国民投票の結果、イギリスはEUから離脱することになりました。直前の 見通しでは「残留」という線が大勢だったので驚きました。
これはイギリス国民の意思決定なので、これに私たちとして意見を差し挟めるものではありません。しかし、今回の決定が世界経済に大きな影響を与えないよう、各国政府は協調して万全を期すべきです。
今回のイギリスの、EU離脱か否かの国民投票は、我が国の国民にもただちに大きな影響を及ぼすものとなりました。なぜなら、日本の株価にも大きな影響を与えるものであったからです。安倍政権で、年金積立金が株に投資される割合が倍増したことで、株価の動きは、ひとりひとりの心配事になってしまいました。
このように、アベノミクスは国民ひとりひとりの生活を、より大きな「リスク」にさらすことになったわけです。
このこと自体、私はアベノミクスが、そして安倍政権の政策が、国民のためになっていないことの証左だと思います。