明日、いわゆる共謀罪法案について閣議決定か。
政府は「テロ等準備罪」と、あたかもテロ対策にしぼるかのごときの見せかけをして進めようとしていますが、あくまでも「見せかけ」です。
その証拠に、与党協議の中で、「テロ」という文言がひとつもない原案がまず示されました。これに対して「テロ対策と言えないじゃないか」という声があがり、「テロ」という文言が入りはしている ようですが、あくまでこれは「例示」だということのようです。例示であれば実体的にテロに限定していく意味は持たず歯止めにはなりません。つまり見せかけだけです。
どのような法案が出てくるのか、明日確定したものを見ます。しかしいずれにしても我が党は、組織的犯罪処罰条約を締結するためには共謀罪法案のような包括的な国内法整備は不要であり、テロ対策ついて必要性ありということであれば、個別の必要な法整備を行えばよい
という立場です。
その基本的立場を明らかにした上で厳しく対応していきたいと思います。