天皇の退位にかかる課題について、今法案要綱が各党との話し合いも踏まえて作成され、我が党でも議論をしています。
また、法案を議論する場が、衆議院では議院運営委員会、参議院では特別委員会という方向も見えてきました。
現在の法案要綱が、実際の法案になる中で我が党としてもしっかり議論していきたいと思います。
ただ、法案要綱にいたる過程では各党が密に議論をしながらまとめてきました。ところが実際の法案については、今後の閣議決定の前に、すでに先週金曜日に与党にだけは政府から示されている。ところが私たち野党には示されていない。このような偏った政府による取り扱いで、本当に天皇退位にかかるこの法案が、各党間で静かな環境下で議論できるのか、心配にもなります。
政府には、この法案の重みをしっかり理解して、行動して欲しいと思います。