今日も衆議院予算委員会では、裁量労働制のデータについての議論が続きました。
「裁量労働制の方が労働時間が短いという調査もある」という安倍総理答弁の根幹のデータがデタラメであったことに加えて、今日は、そのもととなった厚労省の資料において、117件もの異常値ーー例えば、一日24時間以上働いたことになっている、だとかーーがあったということが明らかになりました。
一体、どんな資料の取り扱いをしているのだろうと驚くとともに、よくそんな雑な資料をもとに、国会答弁を3年間も続けていたなと、あきれます。
しかも、そのようなとんでもない資料に基づいて、この働き方改革法案は作られている・・・とすると、ますますこの法案をこのまま成立させるわけにはいかない、ということになります。