文科省の現役局長が、自分の息子の大学入学のために、私学助成で不正を行った容疑で逮捕。本当に衝撃的です。
ことの真相は捜査を通じて明らかになるとしても、気になるのは、この助成金が具体的に支給されていく過程においては、局長一人で操作できるものではなかったのではないのかということ。通常は、彼の下にいる多くの部下を含めた関係者のところを通って意思決定が行われます。
とすると、彼の部下を含めた関係者の中では、この助成金の選定に関しておかしいな、と思った人がいたかもしれません。そしてその人は、その時、おかしいと思ったことを指摘しなかったのか。
そのような点も含めて、捜査以外にも明らかにするべきことがあるような気がします。