韓国がついに、「和解・癒し財団」の解散を決定。慰安婦問題に関して、2015年の日韓合意に基づいて、「最終的、不可逆的な解決」とした取り決めは一体どこに行ったのかという感じになりました。
韓国のこの態度の豹変は許されるものではありません。政府間で公式に合意したものをその後覆すようであれば、正常な国際関係を結ぶことは難しくなります。
しかし、一方で安倍総理も、3年前に日韓合意を結んだ時に、このような結果にならないか、十分な配意をしたのかという問題もあると思います。
当時から既に韓国は「ゴールポストが動く国」と言われていました。そのような国に対して、しかも最もセンシティブな慰安婦問題に関して、10億円という国民の血税を投じて、「最終的、不可逆的な解決」という言葉に飛びついた安倍総理の判断は、あまりに安易ではなかったのか。
こう問われてしかるべきです。