衆議院憲法審査会が開催されました。
与党からの強い要望のもと、自民党などが提出している国民投票法改正案の審議も今日スタートするという重要なタイミングでした。
にもかかわらず、午前10時の開会の段階で、自民党の議員の席は半分近くが空席。こんなに多くの委員が委員会の時間に遅れてくるなんて極めて異例です。
しかも、結局、自民党の委員の出席が遅れたために、審査会の開会自体が遅れました。委員の到着が遅れたために、国会審議の開始自体が遅れることもこれまた極めて異例。
その後発言した自民党議員からは、「衆議院憲法審査会を毎週の定例日に開催して、精力的に議論すべし」ということも述べられていましたが、そもそも多くが審査会に遅れてくるなどという、とんでもないことをしでかしながら、しゃあしゃあと「毎週精力的に議論」などと言う、その神経が理解できません。
自民党は憲法改正というものを軽く考えているのではないか、もっと言うと憲法自体を軽く考えているのではないかと、本当にそう思います。