共同通信の世論調査によると、マイナンバーに関する総点検を政府がこの秋までに行ったとしても、マイナンバーに関する問題は解決しないと思う、との回答が75%に上ったとありました。
これはかなり深刻な数字だと思います。この総点検は、マイナンバーに関する信頼を取り戻すために岸田政権が行おうとしているものです。しかし、それを行っても問題解決にならないとう回答が圧倒的になっているわけです。
今回の問題は、マイナンバーの導入、紐付けを急ぎすぎたことに端を発していることは明らかです。
であれば、政府が取るべき対応は、信頼度の低い総点検で問題を急ぎ糊塗しようとするのではなく、信頼できるマイナンバーとするために十分な時間をかける、という態度に改めることではないでしょうか。
紙の健康保険証の廃止、は延期すべきです。