岸田総理が記者会見。マイナカード問題について、秋までに予定されている総点検を踏まえ判断する旨を述べました。
この考えの大前提は「総点検」が、信頼のおけるしっかりとしたものになること。
岸田総理自身も、今日、自らが先頭に立ってこれを進めていくと述べました。
しかしその同日、すなわち今日、河野担当大臣は、全国知事会からの要請を受けた際、総点検は秋までにこだわらなくていいと思っている、ということを述べました。自治体の点検作業がかなり大変であることを踏まえた発言だと思います。
しかし、このように、すでに総理と担当大臣の間ですら、総点検の完了時期にズレが明確になっています。
一体どうなっているのでしょうか。
いつも思います。解決策としては、急がばまわれ、と。デジタル化を推進するのであれば、まずは時間をかけてでもその信頼度を高めることに注力すべきです。