宮崎県の自衛隊新田原基地において、今月26日から来月5日まで自衛隊と米軍の共同訓練が行われます。
米軍は、嘉手納基地に配属されている空軍200名。これまでは自衛隊新田原基地に皆宿泊して訓練を行なっていましたが、今回はコロナ対策を理由にこの200名が宮崎市内のホテルに宿泊することになりました。しかもかなり唐突な発表でした。
嘉手納基地においては7月に新型コロナウイルスのクラスターが発生したこともあり、宮崎県民の皆さんは強い懸念を訴えていらっしゃいます。
そこで今日、宮崎県から3名の野党会派県議会議員の方々に来て頂いて、九州沖縄選出の我々の共同会派国会議員団で、防衛省からヒアリングを行いました。
なぜ例年とは異なって市内宿泊なのか、コロナ対策は本当に十分なのか、なぜ宮崎県への連絡が即座に行われなかったのか、そのような質問が相次いで出されましたが、防衛省からの返答もどれも要領を得ない、曖昧なものばかりでした。
なぜ日本政府は米軍に対してここまで物を言えないのか、と改めて問題意識を深くしました。