78回目の終戦記念日を迎えた今日、正午のサイレントともに黙祷を捧げました。
平和な時代を78年間享受することができました。しかし、今、世界を見渡すと、ウクライナへのロシアの侵攻が続き、東アジアでも安全保障環境が不安定化しています。
そんな中、社会全体に何がしか、単純に「やられたらやり返す」的な、好戦的な雰囲気を感じる時があります。非常に心配しています。
先の大戦を経て、日本は絶対に戦争をしない方向を国として決めたはずです。それは憲法にも明確にあらわれています。
終戦時にものごころついていた世代の皆さん、すなわち戦争を知っている世代の皆さんは、全人口の1割を下回っていると言われています。
私はもちろん戦争を知らない世代です。しかし戦争を知っている世代の、親などから、その悲惨さを聞いてきました。その受け継いだことを絶対に忘れるわけにはいかないし、むしろ、私たちが後世に引き継いでいかなければなりません。
そして政治に携わる者として、絶対に戦争を起こしてはならない責任を重く重く、負っています。