オスプレイ飛行停止解除が、昨日唐突な形で発表されました。
木原防衛大臣は今日も記者に対して発言をしましたが、墜落事故の原因が何で、それがどう解決されたから飛行停止解除となったのか、という肝心の点について全く明らかにしていません。
いずれ自衛隊のオスプレイについても飛行再開を図るのではないかと思いますが、その時までに、日本政府として納得のいく説明が得られるのか、そしてそれを国民に対して伝えられるのか、懸念されます。
岸田政権下で、米国に対して、特に防衛面で事件が起きた時など、まともに日本としての主張ができない弱腰の対応が続いています。
例えば、私も国会で繰り返し指摘しましたが、コロナ禍のもと、米軍関係者が日本に入国する際、一般と比べてかなり緩い検査しかしていなかったことで、米軍基地由来の感染拡大を許してしまったこと、そしてそれに対して日本政府として強く米軍に対してものを言えなかったことは記憶に新しいと思います。
佐賀の空にもオスプレイが飛ぶ計画を防衛省は進めています。県民としても、我が事として、岸田政権は米軍に対して強く向き合うのか、懸念を抱きます。