今日は、有明海沿岸、鹿島市七浦地区を訪れました。
有明海の海苔のシーズンが間も無く始まります。このところ連年、海苔の大不作を経験してきました。現地の皆さんには「今年こそ」という気持ちが強くあります。
折しも、中国の日本海産物禁輸措置で、クラゲの対中輸出も突然止まり、夏場の収入源が断たれた中です。なおさら海苔漁期には力が入ります。
今年の夏は、シャトネラというプランクトンによる赤潮の発生があまり見られなかったということです。そうであれば今期は期待できるのではないかという意見もありますが、しかし実際には分かりません。
諫早湾干拓からの排水のあり方も含めて万全な態勢で臨み、今期は何としても海苔のとれる漁期としなければ。