以前このブログでも紹介した、岡かずき君のクリスマスパーティーに参加してきました。彼がいる、子どもたちのための障害者福祉施設でのクリスマスパーティーです。(写真)
かずき君も他の大勢のお友達とともに、体育館にこしらえられたパーティー会場に来ています。パーティーでは、みんなの施設での頑張りぶりを見てもらうために、ビデオを作ってみんなで鑑賞したり、またカラオケを歌ったり、楽器を演奏したりして大賑わいでした。みんなそれぞれの障害をかかえながらも頑張っています。
障害者自立支援法のもとで、多くの子どもたち、その保護者の方々が大変な思いをされていることは繰り返しこのブログでも書いてきました。障害者自立支援法が施行されて削減される予算額は280億円。
パーティー会場から外に出ると、この一両日私の頭を離れない、九州新幹線長崎ルートの問題がまた頭の中でふくらんできます。障害者自立支援法で削られ、全国の障害者のみなさんを苦しめている予算額は280億円。一方今回着工されようとしている、九州新幹線長崎ルートの総事業費は2700億円。長崎から福岡までの時間短縮効果は20数分。
なぜ、岡かずき君やそのご両親、そして全国の障害者のみなさんの、障害者自立支援法を見直してほしいという切なる願いは聞き届けられず、長崎までの新幹線は急ぎ着工される、そんな日本になってしまっているのでしょうか。
なんとも言えないやるせない思いです。
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