私たちの党は、福島第一原発の汚染水問題で経済産業委員会における閉会中審査を求めていますが、私が担当する農林水産委員会においても閉会中審査を求めています。案件はTPP交渉についてです。
8月末のブルネイ交渉会合を経て、TPP交渉は年内合意に向けて大きく動き出しています。現に9月には各分野毎の中間会合がたくさん開催される予定であり、9月18日からは首席交渉官会合も行われます。その先の10月7、8日あたりでは首脳会合が予定されていて、それは「重要な節目」と位置付けられています。
首脳会合が「重要な節目」となるためには、それに向けて9月18日からの首席交渉官会合以降も、精力的に同様な首席交渉官会合を開くなり、あるいは必要に応じて閣僚レベルの会合も行われるのではないかと思われます。今後は目の離せないような重要な会合の連続となります。
そうであれば、その間国会が何も報告を受けないというのは、国民に必要な情報を提供せずに交渉だけが独走するようなもの。
与党からはまだ閉会中審査について返答は帰ってきませんが、さらに強く求めていきたいと思います。