今日の衆議院安全保障特別委員会では参考人質疑を行いました。参考人として招聘したのは5名。2名の憲法学者、1名の安全保障スペシャリスト、そして目玉は2名の元内閣法制局長官。
この元内閣法制局長官は、ふたりとも安倍政権が提案している安保法制に対して、強い懸念を表明しました。「違憲」、「ホルムズ海峡の機雷掃海まで行うというのは歯止めがない」、そのようなストレートな意見が述べられました。
また、元内閣法制局長官からの意見陳述の中では、詳細に、政府が「合憲だ」と言っている論拠自体がこれまでの政府での議論の積み上げからみて、成り立ち得ないものであることも示されました。
今日の述べられた意見をもとに、今後現職の内閣法制局長官などと議論を深めていきたいと思います。
また、今日、与党多数のもと、95日間の会期延長が決められました。過去最長の延長幅。ひとえに安保法案を力づくでも通したいがための延長です。言語道断。廃案に向けて、長丁場になりますが、全力で戦い抜いていきたいと思います。