今日の衆議院安全保障特別委員会では、安倍総理も出席の上での集中質疑が行われました。
自民党の勉強会で、マスコミを懲らしめるなどといった発言が出た問題、今日になってやっと安倍総理から「最終的な責任は自分にある」との発言がありました。今まで安倍総理はこの問題について、発言を行った個々の議員を処分するのみで、自らの責任を認めてきませんでした。今日、やっとという感じ。
しかし、そう言いながらも、先日の参考人質疑の中で、私からの問いに答えて鳥越俊太郎さんが「(マスコミ内に)一定の萎縮効果がある」と述べたことに対して、安倍総理は今日、萎縮するマスコミの側が恥ずかしい、と述べるなど、言葉とは裏腹に全く反省をしていない様子が見て取れます。残念な限りです。
また、今日の委員会で、7月13日月曜日に、中央公聴会を開催することが決まりました。私たちは「まだまだ早い」と反対しましたが。
これについて、報道で「採決の前提となると中央公聴会の日程が決まりました」と流れていました。しかしこれは事実ではありません。この日程を決める理事会で、我が党の長妻理事は、「これは15日、17日に採決を行うという前提ではないな」ということを明示的に与党筆頭理事に問い、与党筆頭理事も「そうだ」と受けたという経緯があります。したがって、この中央公聴会は、採決の前提ではありません。この経緯は皆さんに知っておいて頂きたいと思います。