自民党のTPP特別委員会理事、福井議員が、「強行採決という形で実現するよう」と、委員会審議が始まる前から「強行採決宣言」。とんでもなく驚きました。
これだけ大きく国民的関心を呼び、すなわち国民生活にも影響を与えるTPPに関して、いとも簡単に「強行採決」という言葉を発することができるというのは、今の自民党のおごった体質を表すもの以外の何ものでもありません。
福井氏は責任をとって理事を辞任しましたが、辞任したからといって全てが解決するものではありません。自民党の中に、このような、国民生活を軽んじておごった体質があること自体が問題です。