九州新幹線長崎ルートの建設に対して、やはり反対なのだという明らかな民意が示された先の江北町長選挙。
それからたった2日しか経っていない中で、明日にも政府与党整備新幹線ワーキンググループが開催され、新幹線着工に向けた意思決定が行われるという情報があったので、さっそく国土交通省から説明を求めました。
しかし返ってきた答えは「明日の会議のことなのでこの場では何も申し上げられません」と口を閉ざす態度。
それではと、そもそも肥前山口から諫早までの運行方法についての昨年12月の「(佐賀県、長崎県、JR九州の)三者合意」が、JRからの「経営分離」に当たらないと言えるのか(経営分離に当たらないということになると江北町は新幹線着工について意見を述べる権利がなくなる)、そもそも「経営分離」とは何で、何を基準として決められるのかについて、これまで繰り返して問うてきたことを、あらためて問うても、「私の一存では答えられません」と、何も言わないという作戦のようです。
公務に携わる役所のありかたとして信じがたい対応です。
対外的な説明は最小限にとどめ、住民の民意は無視して自分たちの推進する事業は何をもっても進める。これが今の政府与党の、相変わらずの本質です。
何としてもこの役所のあり方、そしてその裏側にある政治のあり方を変えなければなりません。
コメント
コメント一覧 (3件)
民意を無視するのか>大阪の民主党府議会議員にも言ってね(ハート
公務員主体ですすめられた事業の成功例ってものすごく少なくないですか?
JR九州はこの話にどれくらい乗り気なんですかね…
企業として「採算が取れない」と思うのなら、やらない方がいいんですけどね。
九州新幹線長崎ルートの採算性のおかげで全体的に値上げ、とか言われても困りますし。
鹿児島ルートは、距離的に考えてもメリットあると思います。
長崎ルートは長崎までの到着時間が15分とか言うのならばメリットあるでしょうけど、在来特急と比べて10分前後の短縮なら意味はありませんしね。
分単位の行動をしてる人が長崎・佐賀にどれだけ居る事か。
長崎新幹線問題とは────
「佐賀の歴史とは何か?」「ジャーナリズムとは何か?」
「道義・正義とは何か?」「真の政治家とは何か?」
───────を問う問題である。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1203988788/399-408