太田農水大臣が、「消費者がやかましい」と述べたことについては以前もこのブログに書きましたが、麻生幹事長がこの発言を擁護する発言をしています。
その言うところは、「『やかましい』という言葉は、関西以西の地区では『よく知っている』とか『詳しい』という意味だろう」という趣旨の発言でした。そういうことで、問題はないという擁護論だったようです。
政治家の言葉に国民は注目しています。しかも食の安全の問題は、他人事ではなく、全ての国民にとって、健康や命につながる重要な問題です。ごまかしはききません。
そのような問題に対して、方言ではそういう意味もある、という言い方で擁護するのはどうでしょうか。言い逃れのようにも聞こえます。
政治家の問題発言を聞くたびに、それが子どもたちの心に与える影響を案じます。ある程度の年齢の子どもたちであれば、このような政治家の発言をニュースなどでも耳にするでしょう。そして敏感にその「言い逃れ」のような雰囲気を嗅ぎ取るのではないかと思います。責任は大きいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
苦し紛れの言い訳擁護発言。しかも次期総理候補とまで言われている?麻生幹事長の言葉。自民党の質がよくわかります。本当に恥ずかしいことです。すべては子どもたちのためにという政治姿勢を常に崩さず、それこそ国民目線で頑張っておられる大串代議士を見習って欲しいくらいです。勝つためには手段を選ばずのこれまでの自民党。もう一度外野席から世の中を見つめなおし、立派な党に再生されることを期待します。それが大多数の今の国民の願いです。
野田聖子議員は、これに否定的見解を示しています。太田議員は、かつても問題発言を行っており、本心はこんな感じなのでしょう。
麻生幹事長のヒトラー発言は、菅代表代行の自民党、道路族議員と言われる人達への発言みたいなものであり、また、政治家(政党)に対するものですから、比較になりません。
国民軽視というか、麻生幹事長がかばっても厳しいと思いますね。