農薬入りの中国からの冷凍ギョーザ、そして最近は事故米・汚染米の問題と、食の安全を大きく揺るがす問題が続いています。
さらにこれらに続いて、メラミン混入の可能性のある中国産乳製品を使用した食品が、日本国内で広く流通していた問題が明らかになり、大問題となっています。しかも疑いのある食品はすでに消費されてしまっている可能性が高く、それだけ衝撃も大きいものとなっています。
これらの事件の共通項は、輸入した食料品であるということ。しかも中国からの輸入食品がからんでいます。
これらの事件は、食の安全を確保するという仕事がいかに重要でかつ、それだけに万全を尽くさなければならないとことを示すと同時に、中国という国との向き合い方についても多くのことを指し示していると思います。
これだけグローバル化が進んだ世の中ですから、食料品の輸出入はもとより、その他の製品の輸出入をも通じて、他国からでも密接な影響を受けます。また、地球環境面においても、他国がどのような政策をとるかによって、地球全体の環境問題への取り組みの度合いが違ってきます。
しかし、グローバル化した今日の世界において、一国が他国に対して与えるこのような影響を管理していく、確立された仕組みはまだありません。
特に日本と中国は隣同士。貿易額も巨額に上ります。中国とどう向き合うか。これまでにはない、新しい性質の課題を眼前にしていることは明らかです。
コメント
コメント一覧 (1件)
○大さんは大手だから、これから煽るかどうかは我々の業界への貢献度次第ですよ。
JTさんの金額を参考に、貢献してみませんか?>○大さん