国会に上京する前に、有明海の視察を行いました。
今年1月から、例年よりも大変早い赤潮が発生し、佐賀県南部の地域において、海苔の「色落ち」が深刻化しています。
現場を歩きながら、色落ちした海苔を見せてもらうと、金髪のような色になっています。回復は無理と考え、網を上げてしまっている地域もあります。収益的には例年の半分あるかどうかだとのこと。
原因の特定はこれからですが、諫早湾干拓北部排水門からの排水が原因ではないかという声が多くあります。
対症療法的な対応も語られていますが、やはり潮受け堤防を締め切っているが故に、その内側の水質の悪化が根本的な原因であり、これを解決するにはやはり開門して、堤防内の水を浄化していくしかない、という漁業者の皆さんの声を聞かせていただきました。
この声を国会に届けていかなければなりません。
コメント
コメント一覧 (3件)
管直人氏が干拓事業を反対してるのに、その彼は厚生大臣時代に閣議決定で干拓事業に同意してますよね?
管氏はそこのぶれについて一度も説明してませんが、どういうことでしょうか?
大串議員のエントリーだけを見ていると「なんてひどいことをするんだ、早く開門しろ!」と激昂したくなりますが、揉めている問題である以上、必ず逆の主張もあります。この場合は農水省、地域の推進派農家、長崎県等ですね。主な反論としては、堤防の持つ水害防止壁としての役割、せっかく作った農地や溜池が開門でまた塩漬けになる、海苔の不漁は過剰な肥料や薬品の投入によるもの、等があるようです。皆様はどうお考えですか?
開門すれば問題解決とは考えにくい問題ですね。
新幹線問題同様、佐賀では反対、長崎では続行、推進・・・・
同じ党でも県が違えば意見が違うのも考えもんですね?
水害で問題が起きたのも事実。しかし、海苔養殖の一番大事な時期に
なぜ開門したのか?学者さんの意見もあるとは思いますが、地元の意見
ももっと取り入れできないものなのか疑問が残りますね。