私たち民主党は、警察、検察による取調べについて、「全面可視化」という考え方を提唱していて、法案も準備しています。
警察、検察による不適切な取調べの結果、真実ではない自白を強要され、それが基礎となって冤罪が生まれていく、そのような問題が実際にあると考えたからです。これを防ぐために、取調べの内容を、後からビデオなどで見られるようにして、検証できるようにしようという考えです。
ところがこの提案は、警察、検察官僚からは、徹底的な反対にあっています。取調べが可視化されると、これまでのような取調べができず、支障が生じるおそれがあるということです。
「足利事件」の菅家さんは、DNA鑑定がより明らかになった結果、17年ぶりに釈放されました。最新のDNA鑑定の結果、犯人ではないということがより明らかになって、検察自身が釈放することが適当と判断するにいたったからです。
そのような人物でさえ、取調べの中で、犯行を「自白」していました。いや、させられていたということでしょうか。犯行を行っていないにもかかわらず「自白」を行う、させられることがあるという事実。それも殺人事件という重大事件において。
取調べの全面可視化は絶対に必要です。
コメント
コメント一覧 (2件)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2009/06/05/0200000000AJP20090605004200882.HTML
鳩山氏は今回の外交で、政権取ったら韓国の属国になります宣言したも同然ですね。
民主党政権で税金の無駄遣いの用途先が韓国に変わるだけですか?
可視化を早く実現して下さい。
それにより検事の作文もなくなるし、誘導尋問もなくなる。
今日も何故か飲酒運転の取り調べ中に体調不良を起こし、亡くなった方がいます。
取り調べ出来るなら、そこまで酔っ払ってなかったはずです。
本当に体調不良をおこす程に飲んでるなら、保護防などで管理してるはず。
取り調べ中に何があったのか?
警察や検事のでたらめを知ってるだけに、もの凄く気になります。