連休明け、党経済連携プロジェクトチーム総会を開催して、参院選に向けてのTPPを含む経済連携についてのマニフェストの内容について議論を始めました。
会議に出席した議員からは概ね、現在の政権における交渉参加に至る過程での交渉の拙さーーーすなわち農業など守るべき分野をどう守るかについては、何ら譲歩を引き出せていない一方で、こちらが攻めるべき自動車分野などにおいては既に具体的な譲歩を呑まされているーーーといった点を踏まえ、私たちであれば、農業などを確実に守りながら自動車などのメリットを最大限確保していくことを、マニフェストに示していくべきとの意見が多かったと思います。
「民主党としてTPP交渉参加を是とするのか非とするのか」ということがこれまで問われてきましたが、政府が交渉参加を既に決定した今、交渉参加の是非以上に、交渉の内容自体が問題であることを指摘していくべきという声です。
そのような方向で議論をさらに進めていきたいと思います。