オスプレイの佐賀空港配備問題について、今日防衛省などと、議論の現状確認の機会をもちました。
私はこのブログの中でも、来年度予算要求をタテに、8月中に佐賀県からの回答が欲しいとする態度は拙速に過ぎ、おかしいと繰り返し述べてきました。
今日の議論の中でも、まだ防衛省は「佐賀県の理解が前提ですが」と前置きしつつも、8月末までに何らかの意見のすり合わせ的なものを佐賀県との間で行いたい様子。
行政的には予算要求というものを踏まえる必要はあるのだろうけれど、それは一方的に過ぎ、佐賀県側の立場も十分勘案すべきです。
前にも述べましたが、予算要求が理由だということであれば、具体的な内容は全く記述しないで項目だけを予算要求に載せる、「事項要求」という手段も、予算編成上の常識的なテクニックとして使われるものです。
あくまでも「予算要求までに」ということではなく、そのようなやり方があることも佐賀県に対してキチンと示したうえで議論を行うべきです。