集団的自衛権に関する安全保障法制の見直しについて、統一地方選前半戦を終えた今、具体化に向けた自民・公明の与党間の議論が再開しました。
私たちの党における安全保障総合調査会での議論も着々と進めていますが、改めて思うのは、与党が検討している安全保障法制の見直しの質、量、双方での規模の大きさ。
まさに戦後70年目の今年に、これまでの安全保障法制について、自衛隊の海外活動が歯止めなく広がる方向に向けて、総ざらえの改革をする勢い。
これを通常国会の会期末まであと1ヶ月足らずという時期に提出して、会期を延長したとしても一国会会期で議論を足早に終えようという与党の考えですから、あまりに拙速と言わざるを得ません。
通常なら国会の二会期、三会期ぐらいかけて、丁寧な議論を、国民の皆さんを巻き込んで行うべきような規模の話しです。
国会での戦いも激しいものになること必至です。