集団的自衛権行使を可能とする内容の、安全保障法制が国会に提出されました。
私たちとしても、早速今日から、安全保障総合調査会で法案の内容のヒアリングを開始しました。しかしながら、1本の新法プラス10本の法律改正をひと束にまとめた法案 と、内容があまりに多いので、今日の調査会ではほんの一部しかヒアリングできずに終わりました。
また、これまでの法案の検討は、ずっと与党間で密室で行われてきました。したがってまとまった法案の条文を見るのはこれが初めて。これまで法案の検討状況をつぶさに見守ってきた私でさえ、全ての法案の内容を勉強するには相当な時間がかかるのは間違いありません。
そんなようなものであるにもかかわらず、与党側は来週21日木曜日には、衆議院本会議で審議を始めたいとの考え。そんな短期間では、十分に法案の内容を検討できるわけもなく、有意義な審議になるはずはありません。
安倍総理自身が「戦後初めての大改革」というような法案です。きちんと検証を行った上で、しっかりとした国会審議を行うべきです。