安全保障法制の審議は、明日一般の法案審議が行われます。
それに向けて、昨年の国会で、私たちが独自案として出した「領域警備法案」の取り扱いがひとつの注目点となっています。
これは、尖閣諸島問題などが重要課題として浮上してきた中で、国境に近い島嶼部などで外部からの侵入など不法な行為が行われた場合に、自衛隊などが迅速に対応できるようにするための法案。いわゆるグレーゾーン対応についての、私たちとしての対案です。
これについて、その後維新の党とも内容的なすり合わせができたので、明日衆議院に共同提出する予定・・・・でしたが、今日の夕刻、土壇場でこの話しは「なし」ということに。
衆議院での採決日程について維新の党といろいろな議論を行ってきていますが、その考えの違いが背景にあります。維新の党は、ある日程まで審議が行われれば、与党による採決を容認するという考えのようですが、私たちは、そもそもいつになら採決してよい、などということを、議論を終える前から前もって定めることはできないと思っています。特に今回のような超重要法案であればなおさら、まずはしっかり議論をし尽くすことが大事。
国会は、一日一日、吹く風が違います。明日は、どんな風が吹くでしょうか。