TPPの閣僚レベル会合が間もなく行われます。今度の会合で合意がなされるのではないかとと言われる重要な会合です。
安倍総理は今日、関係閣僚会議で「国益を最大限実現するように」と指示したとされていますが、本当に結果がそうなるのか。
先日ある報道を見ました。それは、日本から米国への自動車輸出関税の撤廃が、20年から30年かかってなされるような交渉結果となるのでないかというものでした。
安倍内閣がTPP交渉に入るときに、米国から条件として、自動車に関する関税撤廃はTPP交渉の中で最も長い時間をかけて行うこととする、と既に約束させられていることからそうなるのではないか、という記事でした。
もし本当にそのような内容になるとしたら、国益が実現した交渉とは全く言えません。
TPP交渉において日本が攻めていくべき分野であるだけに、非常に気になります。