TPP特別委員会は入り口から紛糾しました。
昨日、法案審議に向けた我が党の会合に、TPP担当の高鳥副大臣が出席しました。昨日ブログにも書いた、TPPの交渉経緯についての情報開示についてです。彼は一貫して「資料は出せない」と言い張りました。しかし、その後、私たちの求めに応じて資料を出すということになって出てきたのが、昨日書いた、まっ黒塗りの資料。
一体これは何で、どういうことなのかという当然の質問を、担当たる高鳥副大臣に尋ねようと会合への出席を求めたところ「出席できない」の一点張り。
ところが、何と今日になってみるとその時間帯、彼は同僚議員のパーティーに出席していたことが明らかになり、それどころか彼はそれをネット上に公開していました。
TPPに関する仕事より、同僚議員のパーティーに顔を出すことの方が重要なのでしょうか。この点についての説明を求めて、TPP特別委員会の冒頭から紛糾したわけです。
高鳥副大臣のこの態度は全く理解できません。TPPがどれだけ大きな影響を国民に与えるか理解しているのでしょうか。そのような重大な案件を担当しているということの自覚はあるのでしょうか。政府全体の弛緩した雰囲気を象徴しているようです。