昨日のブログで、北朝鮮をめぐる現状に関して、対話と圧力の中で、偶発的な衝突を生じさせないような細心のバランス感覚が必要であることを書きました。
米空母カール・ビンソンを中心とした打撃軍と、日本の海上自衛隊艦船が共同訓練を行い、これが日本海にまで進むことも検討と報道されています。また、自衛隊は、今日日米の別の艦船が、日本海で共同訓練を行ったと発表しました。
もちろん、防衛省は事前に表向きでは、どの海域で共同訓練が行われるかを明らかにはしません。しかし、日本海での訓練となると、北朝鮮との近接性から、「万が一」の偶発的衝突が生じた際に、日本の自衛隊が即座に「戦闘に巻き込まれる」可能性が飛躍的に高まるのではないかと懸念されます。
私が指摘した「細心のバランス感覚」は、どこで共同訓練を行うかを考える際にも当然求められます。
この点、実態がどうなっているのか、事後的にも検証が必要となります。