目黒区での、船戸結愛ちゃんの、両親による虐待死という悲しい事件を受けて、政府も国会も児童虐待の根絶に向けて動いています。
政府は関係会議を開催し近いうちに結論を出していくと。私たち野党は、今週、児童相談所の体制強化や、自治体間あるいは警察等の関係機関との連携強化を含む、児童福祉法・児童虐待防止法の改正案を議員立法として提出しました。
ひとつひとつの取り組みが、今回の結愛ちゃんの事件のような、本当に悲しい事件の根絶につながって欲しいと思います。
児童虐待は、この10年でその対応数が3倍に増加したと言われています。虐待を受けている子どもたちは、私たちの目には今は見えないけれど、近くにいるかもしれないし、その数は増え続けているのは間違いないこと。
ですから、私たちが絶対に忘れてはならないのは、今回の取り組みを決して一過性のものとしてはならないということです。
虐待で亡くなるような悲しい子どもたちが絶対に出てこないような世の中を作るために、できることを全てやっていかなければなりません。