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世界をミスリードした安倍総理の発言
トランプ氏が就任初日にTPPからの離脱を通知することを表明し、さらにオバマ政権自身も、自らの政権期間内にTPPをこれ以上進めることは不可能との立場を明らかにしました。一体、安倍氏は17日のトランプ氏との会談で、TPPに関して何を話してきたのか。TPP... -
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人事が物語る政策の方向
次期米大統領、トランプ氏の閣僚等の人選については注目せざるを得ません。しかし、今発表されている、司法長官、CIA長官内定者の名前を見る限り懸念を覚えます。これまでの発言を見ると、排外的な傾向があるのではないかとも思えるからです。トランプ氏が... -
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あのまっ黒塗りの資料を思い出させる
昨日の、安倍総理とトランプ氏の会談の後、安倍総理が「信頼関係を築いていける指導者だと確信した」とトランプ氏を評しながらも、その背景となる会談内容については全く語らなかったことを受けて、思い出したことがあります。それは4月の衆議院でのTPP審... -
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トランプ氏について語る安倍総理の責任
安倍総理がトランプ次期米大統領と会談日本との、アジアとの、世界との米国の向き合い方はトランプ氏のもとでどうなるのか。何となく不透明に思う方々も多いと思われる中での会談でした。したがって皆が、この会談を通じてトランプ氏の次期大統領としての... -
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「トランプ大統領」の誕生を前に
米大統領選は、大方の予想を覆し、トランプ氏が勝利を確実にしました。これは米国民の選択の結果として受け止めたいと思います。注視していくべきは、大統領として、トランプ氏がこれから日本に対して、また世界に対してどう向き合っていくかということ。... -
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カリモフなき中央アジア情勢
ウズベキスタンのカリモフ大統領死去。この数日、色々な情報が飛び交っていましたが確認されました。中央アジアの資源国、ウズベキスタン。そこで長らくカリスマ的、強権的指導者として君臨してきた大統領。流動的な中央アジアの情勢に影響を与えることは... -
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日中韓外相会談でのやりとりに注視
日中韓の外相会談は、明日開かれることになりました。問題はその成果です。特に私が注視しているのは、最近の尖閣付近での中国の振る舞いに対して、日本政府としてどのような意見を述べるのか、それに対して中国がどう反応するのか、またその中国の反応に... -
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尖閣沖の緊張感
今日も中国の公船4隻が、尖閣沖の日本領海に侵入。このところの中国の、一方的に緊張高める動きは目に余ります。外務省は事務レベルでの中国への抗議を行ってはいますが、果たしてそれで十分な状況か。中国の「既成事実」を積み上げる意図と思われる行為に... -
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日中間外相会議に向けて
今月23、24日に日中韓外相会談が開催される方向です。私はこれが開催されること自体は良かったと思います。問題はその内容。特に中国との間では、このところの中国漁船、そして公船の接続水域、あるいは我が国領海への侵入が相次いでいます。日本としては... -
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日韓合意…依然として不透明な「最終的、不可逆的」
昨年末の、慰安婦問題に関する日韓合意を受けて、日本が支出する10億円の使途が合意され、いよいよ実際の⒑億円の支出が近づいています。私は、慰安婦問題に関してこの日韓合意が、少しでも事態を前に進めることにつながってくれればという思いで見て...