外交– category –
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プーチン大統領の術中に安易にはまる安倍総理
北方領土問題返還については、安倍総理は「四島一括」ではなく、「二島先行」の方針ををにじませています。しかし、この安倍総理の戦略はうまくいくだろうか。プーチン大統領の側からは、56年の日ソ共同宣言の「二島引き渡し」は主権のことまでは含んでい... -
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日ソ首脳会談…安倍総理はなぜ譲歩するのか
安倍総理は今日、プーチン大統領との間で、北方領土問題に関して、56年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速することを合意したということです。一見、何かが進んだように見えますが、本当にそうか。日ソ共同宣言においては、日ソ間の平和条約締結後に、歯舞... -
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トランプ氏と安倍総理は何を話したのか
日米通商協議に先立ち、安倍総理はトランプ氏と彼の私室で長い時間の会談。トランプ氏はこれに先立ち、ツイッターで「軍事と貿易の話をする」とし、かつ「より互恵的な関係に」としました。安倍総理は会談後「建設的な話し合いだった」と述べましたが、ど... -
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その場で言い返すのが外交現場の基本
昨日の、「前提条件をつけずに年末までに平和条約を」という、突然のプーチン大統領の発言に対して、今日安倍総理は、プーチン氏の平和条約への意欲のあらわれと捉えている、と発言したと。何という発言かと、私は愕然としました。そもそも、昨日のプーチ... -
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日露首脳会談で何を話していたのか
「前提条件をつけずに、年末までに平和条約を結ぼう」プーチン大統領が、ウラジオストクで開催されている東方経済フォーラムの全体会合でこう述べたと。これは、日露間でこれまで確認してきている「四島の帰属の問題を解決して平和条約を結ぶ」という考え... -
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北朝鮮とトランプ政権の焦り
6月12日の米朝首脳会談の後、さて、米朝間の具体的な交渉はうまくいっているのか。当時、その翌週にもまたポンペイオ国務長官が再度訪朝し、具体的な北朝鮮非核化の道筋について交渉するなどと言っていました。ところが、それが実現しないまま時間は過ぎま... -
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米朝会談まであと2日
歴史的な米朝首脳会談まであと2日。どのような結果になるかと、世界中が見守っています。しかし、私は楽観視していません。金正恩氏にしてみると、とにかく行動パターンの読めないトランプ大統領に対して、時間稼ぎをしたいという思いで一杯ではないか。一... -
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対シリア攻撃
米英仏によるシリアへの攻撃。アサド政権によって化学兵器が使用されていたとすると、これは明らかに世界全体への脅威であり、絶対に認められるものではありません。無辜の市民の、これ以上の被害は食い止めていかなければなりません。一方で、化学兵器を... -
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トランプ政権はどれほど米国の声を代表しているか
トランプ大統領の重要公約のひとつであった、「オバマケアの撤廃」が、議会を通らないことが明らかになりました。トランプ氏が大きく掲げてきた公約が否定されたわけであって、トランプ政権にとって大打撃と報道されています。この一連の動きと結果を見て... -
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日米国会議員会議
今日と明日の二日間、第56回日米国会議員会議が開催されています。 日米の国会議員団が、年に一回ずつお互い行き来しての意見交換の場。歴史は古く今回で56回を数えます。 代表役の、ジム・センセンブレナー下院議員(共和党)をはじめとする...