経済政策– category –
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景気判断、引き下げへ
これまでの景気回復局面が、本当に「いざなみ超え」だったのか?ということを数日前にこのブログにアップしました。そうこうするうちに、今日、内閣府は景気動向指数1月分の速報値を発表し、一致指数に関して、「下方への局面変化を示している」との判断を... -
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本当にいざなみ超えか?が持つ意味
1月から政府は、今回の景気回復局面は、以前に過去最長だった「いざなみ景気」を上回るものとなった可能性がある、と述べてきました。しかし、ある報道で、実際には既に景気後退局面に入っていて、その結果「いざなみ超え」ではなかったという可能性もある... -
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株価急落と世界経済循環
株価急落。日経平均は終値で2万円を切りました。世界全体での株安の動きは緊張感をもって見守らなければなりません。トランプ政権が仕掛ける貿易戦争が、投資家の不安感を呼んでいると言われています。しかし、私はそれが根底にある要因ではないと思います... -
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実感全くなき「いざなみ景気」超え
今日政府が発表した、月例経済報告。「いざなみ景気」を超え、戦後最長の6年1ヶ月の景気拡大を記録したと。しかし、一般にはそんなに景気はいいのか?と全く実感がありません。そもそも2002年から2008年まで続いた「いざなみ景気」の時も、実感なき景気回... -
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日欧EPA協定交渉の情報開示
日欧EPA協定の議論が進んでいるようです。開かれた自由貿易体制を維持発展させていくこと自体は、我が国として必要なことです。しかし、その進め方が非常に気になっています。すなわち、全く国民に情報が開示されていません。TPPの時には政府は「各国間で... -
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フェア、公正な貿易とは
トランプ政権発足後初めてのG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明。これまでと同様の「保護主義に対抗する」という文言が維持されるのか注目されましたが、結局米国の主張を受け、この言葉は入りませんでした。米国がその代わりに主張したのは、貿易に関... -
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月例経済報告の景気判断
政府の月例経済報告における景気判断が久しぶりに上方修正されました。 これは、トランプ氏が次期米大統領に当選したあと、トランプ氏が財政刺激策をとるのではないか、規制緩和等を行うことが経済にプラスに働くのではないかという、「期待感」か... -
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アベノミクスは「カジノミクス」
IR法案につい、明日与党は衆議院本会議を開いて、数の力で採決してくる構え。議員立法をこんな形で強行するなどということは過去なかったことで、本当に言語道断です。 明日、我が党としては引き続き担当部門合同会議を開催しますが、しっかり議論... -
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アベノミクスは終わった
今年度の税収が、予算の見積もりを下回ることになる見込みという報道が相次ぎました。それを踏まえ、政府は補正予算を編成し、赤字国債を追加発行するという内容も含まれています。どのような補正予算になるのか、その全体像はまだ見えません。しかし、こ... -
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アベノミクスの「粉飾決算」
安倍総理が、今般決定する経済対策について、その規模を「事業費28兆円超」と発言しました。一見大きな規模の対策に見えるけれど、「事業費」というのがミソで、これは財政投融資を通じて行う融資を基礎にする事業費全体も含むことになります。発表されて...