地元の商工業の皆さんの声を聞いていると、来年10月からの消費税引き上げに対して大変強い懸念を抱かれていることがよくわかります。
それは、消費税率の10%への引き上げが消費意欲を冷やすのではないか、ということより、ひとつには軽減税率導入のために混乱が生じないか、レジなどの機材交換のための負担が重くのしかかるのではないかというもの。
そして、もうひとつはキャッシュレス購入へのポイント還元について、これは一体自分たちの商売にどのような影響を与えるのか、それとも与えないのか、よくわからない、というもの。
大企業と違って、対応力を欠くであろう多くの地場商工業の現場はどこも同じような不安を抱えた状況なのではないでしょうか。
消費税引き上げ実施まであと一年を切った中でこの現状。地方に大きな打撃となるのではないかと、大変心配です。