今日、衆議院においては、本年度補正予算案が本会議において可決。
毎月勤労統計の不正を受けて、安倍総理は昨日私からの国会質疑に対して、「政府の統計に対する国民の信頼を失っている」という趣旨の答弁をしたばかり。かつ、毎月勤労統計の不正が、政府全体の統計や発表物に対してどのような影響を与えるかについても、まだ「調査中」との答弁でした。
すなわち、政府の統計を信用していいのかもわからないなかで、それら統計による数字を前提に作られた予算案を、どのようにして信認することがすることができるというのでしょうか。
しかも、与党は今日も、厚労省の統計不正の背景解明の鍵を握る、大西前政策統括官の国会出席を拒否しました。
そんな中での、与党による、数の力での予算案可決は大変残念です。
明日からの参議院での質疑を通じても、統計不正に対するさらなる真相解明が進むことを期待します。