今日7月23日、日本がTPP交渉に初参加する日です。今回のTPP交渉会合は7月25日までですから、今回日本が参加できるのは2日と少し。
その間にどれだけの情報が得られるのか、さだかではありませんが、国会としては、細大漏らさず国会への報告を求めたいと思います。
TPP交渉は、各国間で妥結した時、最終的には国会に承認が求められます。したがって、国会は大変重い判断をしなければならないわけです。
それが、その時まで情報を政府から提供されず、各国間で合意してできあがったものだけを見せられて、それだけで承認するかしないか、白か黒かを判断しなけばならないようであれば、到底国民の皆さんに対して責任を持った判断はできません。そのような合意にいたった経緯や背景を十分に知った上ではじめて、責任を持った判断ができます。国民の皆さんへの情報提供の重要性も同じです。
今後、交渉内容自体もそうですが、政府の情報提供の姿勢も大きく問われます。