今週金曜日に始まる通常国会に向けた党内の準備が本格化しています。今日、党内では常任幹事会をはじめ、国会対策委員会の会議、政策調査会の会議など一連の会議が続きました。
当面の国会での課題としては、最初の案件たる、今年度補正予算案について賛否も含めどう対処するか。
消費税引き上げに伴う景気腰折れを避けるための必要策、とも言えますが、内容を詳細に見ると、来年度予算要求項目の中から「前倒し」でとってきて、来年度予算編成を組みやすくしたともとれる案件も多数。
しかも、政権交代後、昨年のこの時期に一気に大きな補正予算を組んだためにそれが消化できず、資材価格高等、人手不足などの問題も露呈してきていて、今回の補正予算案も本当に順調に執行できるかも疑問。
さらには、昨秋に大きな問題となった復興法人特別税の前倒し廃止。これを来年度税制改正で行うための財源措置8000億円も、この補正予算案の中で盛り込まれています。
そんなこんなの性格を持つ今回の補正予算案。
党内でもしっかり議論し、もちろん予算委員会でもきちんと質していきたいと思います。