いろんなところから情報を集めていると、やはり今週末からのTPP閣僚会合では、一定の合意を何としても作っていくという方向か。そんな雰囲気が漂っているような気がします。
ただ気になるのが、その際、日米の間で日本側がより大きな譲歩を迫られたような結果とならないかということ。
先週末に甘利大臣の方から米国に行っているという点がどうしても気になります。普通に考えると、「お願いします」という方が頼みに行くもの。外交交渉も同じようなところがあります。
日本の方が出て行って交渉しているということは、こちら側が何としてもまとめたいという雰囲気を醸し出し、結果として譲歩を迫られないか。
これは日本が守るべき農業分野におけることだけではなく、日本が攻めるべき自動車分野でも同様。攻めるべきところでも攻めきれないということにならないか。
首席交渉官会議が現在の主戦場。目が離せません。