昨晩の国政報告会、89歳になる親戚のおじさん(おじいさん)が参加してくれました。
意見交換の時間帯で、そのおじさんは、「夜はもう歳だから外出はしないのだけれど」と前置きしながら、「集団的自衛権がこんなに進もうとしていて、危ないと思ったので」と。
話してくれたのは、自らのシベリア抑留の頃のこと。どんなに悲惨な状況であったか、二つの例を挙げて話してくれました。みんなが思わず聞き入りました。
そして最後に、「このことは今まで他人には話したことはなかったけれど、戦争の惨禍を繰り返してはいけないということを言いたくて、今日は頑張って出てきた」と。
絶対に風化させてはならない戦争の記憶を胸に、私たちは国会の議論に臨まなければなりません。