オスプレイの佐賀空港配備の問題で、今日防衛省は省内に副大臣をトップとする特別チームを立ち上げたということです。
そしてそこで、改めて8月末までに佐賀県の理解を求めていくことを確認したということですが、なぜこんなに急ぐのか本当に理解に苦しみます。
昨日書いたように、自衛隊のオスプレイを佐賀空港に配備するということだけであれば、中期防との関係では来年度予算要求までにと急いで決まっている必要はありません。
その上で政府が8月末までに、と言っているのは、政府の真意はもうひとつの方、すなわち米海兵隊による佐賀空港利用の方に重きがあるためと考えざるを得ません。しかもそれを8月末までにと具体的に期限を切って急ぐのは、今秋の沖縄県知事選を有利に運ぶためとの推測が成り立ちます。
米海兵隊の活動が何になるのかもはっきりしない中で、沖縄県知事選のために佐賀県に拙速な判断を求めているとすると、佐賀県民としてはそれは受け入れられません。