我が党の安全保障総合調査会での議論。安倍政権の掲げる集団的自衛権行使容認に対して、我が党としてどう対応していくのか。激論を交わしてきました。
2月12日に議論をスタートさせ、その後、総会、役員会あわせて27回。内輪の打ち合わせを含めればさらに多くの話し合いを重ねてきました。
集団的自衛権にどう向き合うかという課題について、特に終盤は激しい議論となりました。新聞報道などでも、「まとまらない民主党」的な記事も出ました。
しかしそれらを乗り越えて、今日最終の役員会、総会を経て、我が党としての考え方を、みんなで支える形で決定することができました。
「以上、専守防衛に徹する観点から、安倍政権が進める集団的自衛権の行使は容認しない」
安倍総理は、集団的自衛権の行使を可能とする安全保障法制の具体的な改革案について、国民に説明する前に米国に説明するという、全く順序が逆と言わざるを得ないことをやっています。
今日取りまとめた我が党としての考え方をもとに、暴走する安倍政権の安保論議に対して、しっかりとした「歯止め」の議論を展開していきたいと思います。